ボランティア休暇
ボランティア休暇、要は鯖石弁で「ノメシ休み」のことなんだが、目の前の交通公園の草刈り。
3日掛かりで漸く一つの島の形が出来た。
これから「仕上げ」になるが、さて何時になったら気が向くか、全て「インシュアラー」だ。
草刈りの合間に車を走らせ、軽井川から安田駅裏の明神集落に抜け、さらに農耕車優先の田圃道に乗り込んだら行き止まりそうになってしまった。
幸い、と言うかそこに小さな小屋があり、外のテーブルでお茶を飲んでいる人達がいた。
刈り入れの終わった田圃が小さな沢一杯に拡がり、その向こうに雑木林の小山が続く。
風の音もなく、静かな、古い記憶の中の風景。
なんと贅沢な人達がいるのだろう。
お茶をご馳走になりながら、そこが陶器を焼く窯であること、赤松の割木を1週間炊き続けること、そして安田に店があることを聴きながら、ご主人の名前を聞き漏らしていた。
今日小雨の中を探し求めた。
恒炎窯、片桐さんという。
ウィンドウにいい茶碗が見えた。