晴れた日は東京恋し電車の音と鴻巣辺りの麦の色

2019年01月15日 風の戯言


俺は少年の頃、歌人であった。

晴れた日は東京恋し
 電車の音と鴻巣辺りの麦の色

初恋の人を胸にしまいながら・・・15,6才の頃だったと思う。

俺の叔父貴はアララギの歌人であった。

 絶ち難き悩み抱きて深大寺の夕暮るる坂を一人登りく。

 一幅の絵だね。