朝、会社に行こうとしたら靴の中で小さなネズミが死んでいた。 忘れていた靴用のホッカイロで温くんで、寝たまま凍え死んでしまったのかも知れない。 子供の頃の「マッチ売りの少女」を思い出す。
庭の片隅の米山薬師の石の脇に落葉をかけて葬った。 小さな生命。 巣から落ちた雀のヒナ達も眠っている。
人間も、そんな小さな生命の一つ。
冬の夕陽と黒姫山が美しい。