翠山荘

2020年05月17日 風の戯言

雨上がりの庭の一隅に生える苔が奇麗だ。
周囲の山の翠が霧の中に浮かび、贅沢な風景を楽しんでいる。

石曽根の実家の壁に「翠山荘」と彫られた額がかかっていた。
蔵書には「翠山荘主」の印が押されていたのを思い出す。

行兼の地名は、戦国末期舘林の城が信長の武将滝沢一益に落とされた時、先祖が逃げて逃げてここまで来たとき「もう先には行けない」と言ったのが地名になっていると聞いた。
これは史実では無さそうだ。
その庭には「鯖石様」が祭られていて、五代目の先祖が出羽湯殿山より持ち帰った1尺8寸の鯖の形をした石を、鯖石の名の謂れなのだが、祭ってあるのだという。

いい加減な言い伝えで、以来石塚家はホラ吹きが多いとも・・・自戒を込めて・・・すべて祖先からのDNAのせいにですが・・・。

写真は中鯖石コミュニティの交通公園にて