「君の名は」ではないが、女房の名をプロポーズするまで知らなかった。 嘘みたいなホントの話。 兄貴の許可を貰いに行って、兄貴の嫁さんと同じ名と気が付き慌てた。 いやいや。
御袋の名を、大学卒業するまで知らなかった。 卒業の書類に母親の名を記せ、と。 田舎の姉に電話したら「こんなバカに育てた覚えはない!」と電話口で泣き喚かれた。
いやいや。 一生の不覚ではあった。
鯖石小学校の隣の畑に咲いていた花。 花の名は知らない。