竹田の子守歌

2020年12月13日 風の戯言

黒姫山が薄っすらと雪に染まっていた。
雪が近くなった。

こんな時には竹田の子守歌が聞こえてくる。

守りもいやがる 盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし

盆がきたとて なにうれしかろ
帷子(かたびら)はなし 帯はなし

この子よう泣く 守りをばいじる
守りも一日 やせるやら

はよもいきたや この在所(ざいしょ)越えて
むこうに見えるは 親のうち