久し振りに渋沢栄一の「論語と算盤」を引っ張り出している。
正直言えば、以前も目を通したはずのこの本の何が大切にされているのか判らない。
「本を読む時にはまず疑ってかかれ ! 」という。
明治の日本経済を創ったこの本の価値を、まず知ることから始めよう」
と言いながら、そうか ! 本は読むためのものではなく「考える」ためのものだったか、と初めて合点がいった。
しかし、忙しい現代、もう少し分かり易い論語があってもよさそうだけれど、ね。