人新世の資本論
柔らかに柳あおめる北上の
岸辺目に見ゆ泣けと如くに
まだ柳は芽を出していないがそんな風景が間近くなった。
鯖石川は二の雪解け水を集めて、まさに春の奔流・・・まだまだかな?
文春4月号の特集、斎藤幸平と池上彰の対談『マルクスの「資本論」が人類を救う』がいい。
副題に いま『人新世の「資本論」が読まれる理由』とある。
新しい時代の幸福の形を語る凄い本 と思って読んでいたが現在「新書大賞1位」を受賞したとの由。
利益を求めた大量生産資本主義は行き詰まっているのは感覚で分かっていた。
ならばそれに代わる「人を幸福にするシステム」とは何なのか。解らなかった。
いや、今も判らない。
本を読んでいても、こんな特集記事を読んでも判らない。
多分、この本に何かがあるのだろう。
自分なりの答えを見つけなければならない。
時間がないのだ。