山が鳴る

2022年02月07日 風の戯言

子供の頃、吹雪になるとモチカヤマ(森近の山)が何日間も鳴り続いていた。
火の端で囲炉裏の日に手を翳していると、天井の煙出しから吹雪の欠片が落ちてきていた。

遠い遠い昔の話だ。

自然の猛々しさ弱まり、おとなしくなってきているように感じる。