ゴンドラの唄

2022年11月16日 風の戯言

秋になって、沈み込むことも多くなった。
持病だから心配することもないんだけど・・・。

無限の中の有限性。
それは織り込み済みだ。

そして、人間には季節がある。
谷間に三つの鐘が鳴る。
それも織り込み済みだ。

そして
森繁の「ゴンドラの唄」が、今夜も静かに流れてくる。

いのち短し 恋せよ少女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを

いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを

いのち短し 恋せよ少女
波に漂う 舟の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを

いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを