山室の鯖石川

2023年03月05日 風の戯言

昨日から沢木耕太郎の「波の音の消えるまで」に沈んでいた。
貧乏と哀しい時代を乗り越えた人でないと、この温かさは出せない。
娼婦、この人たちが小説の背後で一人一人生きている。

「波の音の消えるまで」
 俺の何かのキーワードになりそうだ。

写真は山室坂の下のバス停から。