明神にて

2023年06月18日 風の戯言

花の向こうの山の中腹に、慶福寺さんが小さく見える。
細い道の脇に戦死者追悼の碑があり、向山ガーデンにつながる。

越後毛利の一族、安田毛利の城下、今も「城之組」の地名を残す。
上杉景勝と共に会津に移った安田氏の末裔を、ここの人達は今も「殿様」として慕っている。

歴史は動いているようで、実はあまり動かない、と横村出さんは話していた。
佐橋の荘で毛利の分家?の城跡があった地域は大字として今も残っている。
車を止めて、椅子に埋もれ、その場所に沈んでみるのも愉しい時間だ。