赤い靴

2023年07月08日 風の戯言

テレビから「赤い靴」のメロディが流れていた。
横浜にいて、山下公園や港の見える丘公園が好きでよく行った。

名前を教えてもらえなかった「絵描き」さんと山下公園で夜通し話していたこともあった。
「赤い靴はいてた 女の子・・・」
野口雨情の詩は、日本の古い童謡は、なんて寂しくも豊かな詩情があるんだろう!

最近の若造の歌はなんだ、あれは!
ぐれたチンドン屋が団体で飛び跳ねている。
一人では唄えないからか、数多い方がコストが下がるからか?

安田の方から八石山を眺める。
山の中腹に霧が漂い、これが純粋な日本の写真ですよ!

夜になると「稲虫送り」太鼓の音が聞こえる。
 「送れや―、送れやー」と松明振り回しながら、鯖石川に落として流す。
   虫と共に生きてきた、ふるさとの虫送り行事。