玄関の灯りを目がけてアマガエルが寄ってくる。 今年はみんな小さく、ちょっと可哀そう。
考えてみれば防虫剤、除草剤を撒いていれば自然は悲鳴を上げているのだろう。
蛙は食事にことを欠いている、という事か!
昔は各部落に幾つかの「誘蛾灯」あった。 田圃の虫をその光に集めて、後でやっつけようという仕掛け。
だがガキ共にとって、夜明るいところはそこだけ。 蛾や虫に刺されながら、悪童どものマツリになった。 ムシもカエルも蛇も、俺たちも集まってきていた。