大分前から「ウクライナ・ダイアリー」を手元に置くがさっぱり読み進めない。
著者の古川英治の語りと、今のガザの悲劇が重なる。
歳のせいだけでは無かろうが、涙もろくなって、少し読んでは本を閉じる。
人は生まれ、人は死ぬ。
その僅かな時間を、許された環境の中で必死に生きている。
子供が傷つき、身体を引き裂かれ、歩き始めたばかりの命を奪われている。
盲信的な一神教ではなく、人夫々の信教を尊重して生きられないのか?
人は生まれ、人は死ぬ。
その僅かな時間を、どうして自由に生きることが許されないのか?
写真は「鎌ヶ谷便り」からミコちゃんの写真を拝借。