春は近いのか?

2024年02月11日 風の戯言

まだ2月も半ばなのに、山の木が少し赤身を帯びてきたように見える。
いつもの年だと、まだ深い雪の中、北風の中で木は枝先を震わせている。
昼間の気温は9℃、3月半ばの温かさではないか!

50年ほど昔、小千谷小粟田原で「小千谷風船一揆」を始めた頃は道路わきに2メートル近い雪の壁が出来ていた。
春のお彼岸、3月23日の話だ。
もう、今年の雪は降らないだろう、だから今日から春に向かって行く。
白い雪ノ下から黒い土が表れ、みどりの芽が生まれ、雪原は実り豊かな大地に変わる
太鼓でも打ち鳴らしたい気分で、俺たちは熱気球を膨らませ、大空に飛んで行く。

爆発する様な春の祭りだった。

雪が年々少なくなって、会場は小粟田原から10キロ山側の西谷に移され、そこも今年は雪が少なく中止だそうだ。

自然界の変化を感じている。