また、ヒマになった。
退屈しのぎにあまり好きじゃないけど、中国古典を開いている。
菜根譚に「花は半開を看(み)、酒は微酔に飲む」とある。
余計なお世話だ!
一升瓶を傾け、泥酔して前後不覚になって暴れる、それが侠の酒だ。
だけど、最近は一合の酒で翌日死んでる。
「咲き誇り今は散り落つ桜花
7分咲きのその懐かしさに」
高田工業高校は城跡の内堀と外堀の間にあった。
桜で埋め尽くされた高校時代は、それは本当に輝くような青春だった。
初恋が砕け散り、未練がましく嘆いていた頃の歌。
俺は歌人だった ?
バカヤロー!