絵本の世界

2024年04月04日 風の戯言

4年前に亡くなった姪の邦ちゃんの御主人から本が届いた。
「どうぶつむらのケンタくん」
児童文学の世界は遠いけれど、作者であるご主人溝口良弘さんの温かさが伝わってくる。

今、自分は不思議な世界に迷い込んでいる。
「心」もしくは「意志」の世界。
人間の精神はある種の「刷り込み」により「性格」が出来ていくのだろう。

自分の「心」に疑念を抱いた時、そこから脱出させてくれるものは「読書」なのかも知れない。
専門分野の知識だけではなく、「雑学」の世界が自分を救出させてくれる力になる・・・。
その初期の習慣づけが児童文学なのだろう。

家出のように東京に脱出し、転がり込んだのが「理論社」だった。
社長の小宮山量平さんは堅い共産主義の論客で、後に児童図書に傾いていった。
住み込みのアルバイト、夜は訪ねて来る多彩な人達のお茶汲みで、楽し過ぎる時間だった。

閑話休題
「ソドンヨ」が終わり、やっとゆっくり夕飯を食べれるようになる。
百済を舞台にした韓国ドラマ、俳優の演技もよく監督の意気込みが伝わってくる。
もう一度見たいとも思わないが、見れないときは録画までしてみた。
ありがとう。