ソウルの ”冬”

2024年12月13日 風の戯言

友人に勧められた「ソウルの春」を観た。
クーデターにより大統領になった「全斗煥」の物語。
イヤな映画だ。

驚いたのは、その直後に現在の大統領によるクーデターが発覚。

歴史は動いている、なんてカッコ付けた言い方が空しくなる。
コトは、欠点だらけだけど「これしかない」『民主主義』の脆弱性を撞いたもの。
政治家の「権力」の裏付けである「選挙」を負けた方が「不正選挙」だと言って仕舞えば全ては「オジャン」だ。

地政学でいう「半島国家」の悲劇と言えば半可通にも判ったような気にはなる。
だけどなぁ・・・。
ソウルは冬になってしまった。

横山の田圃の真ん中で北の旅人が羽を休めていた。
数百羽はいただろうか?