神と愛と命

2025年02月03日 風の戯言

ノーベル賞まで貰ったハン・ガンの価値、というか意味が解らない。
解説を書いている平野啓一郎は「奇跡的傑作」という。

小説の世界では「浅田次郎」一筋みたいなところがあるので、無理だ。

家に閉じ籠っていたら、キリスト教一派の「営業」が俺を洗脳しに来た。
神とか愛とかブツブツ言っていたが「間に合っています」と帰って貰った。

俺には「愛」なんて分からない。
洋画を観ていると、やたら「愛してる」なんてバカな話をしている。
そんな言葉一つで「許し、受け入れられる」としたら、命なんてなんだ?

今日は立春、天気予報は明日から大荒れだという。
さっき、その先触れみたいな風が吹いた。
昔、冬になると八石山が何日も咆え続けた。
ゴオー・ゴオー と。

電気は止まり、囲炉裏の火だけが命だったような気がする。

節子の節分は、昔から2月3日。
さっき、彼女の部屋の窓から、会社で貰った豆撒いてきた。
「フクハウチ!、フクハウチ!、フクハウチ!」

写真は堀の交差賂から立春の米山。