3.11+2
東京電力の「柏崎本社」起工式が先日執り行われた。
東京の「原子力本部」から約200人がここで業務を行うことになる。
原発立地地に「本社」が置かれることに、安全面だけでなく文化・経済面でも期待するものがある。
3.11の時、ある官僚が「東北でよかった」と呟いたというニュースが広がった。
東京から離れていたの良かった、という意味か、「柏崎だったら」という意味か?
チェリノブイリ → スリーマイル → カシワザキ と無責任に怒鳴っていた身には鳥肌の立つ言葉だった。
デユポンの化学工場が爆発し、ナポレオンから経営者の住宅を工場隣接地に移されたとは有名な話。
「柏崎本社」を原発敷地内に検討したが適地が無かった世の事。
刈羽村にと村長に話したが、そうは行かなかったようだ。
「柏崎本社」は本当に本社機能を持てるのか?
何か、緊急事態が発生した時に、その事態に対処できる能力と権限と責任があるのか?