堀澤祖門老師
堀澤祖門老師
昨日は同じテーブルに着かせて戴いたので、要らんことを聴いてしまった。
「12年籠山行」ってのは何するんですか?
12年も山に籠ってギリギリの所で生きていると、何かが解ってくるんだ。
老師は、そう言って静かに笑った。
そっか、頭の中で解っていてもこの体が納得しなくちゃ「本物」じゃないってこと。
AIは何らかの答えは出して呉れるが、それは「他人の答え」でしかない。
その真贋を見分けるのは自分の生きてきた、自分で生きる「人生」でしかない、と。
「自分とは何か?」
「人間とはいったい何なのか?」
それが判らなければ、自分が話してる言葉は「本当の言葉ではない」と、そこには真の「自分」はないのだと。
師は小千谷の生れ、京都大学を中退して比叡山に入る。
前三千院門跡門主 95歳。
閑話休題
お昼まで家でウロウロしてたが結論出ないので、地獄ラーメン食いに走った。
上輪大橋が通行止めなら裏道があるさ。それが娑婆ってもんだよ。
ついでに、俺が現場検査してきた。もうすぐ復旧する。大丈夫だよ。