暑い日が続く。
地球が壊れてしまったので仕方ないけど、やはり辛い。 でもまあ、鯖石川は少しづつ流れているし、山の木もまだ確かだ。 土手も、オラチの畑も草茫々で、砂漠にはならないようだ。
だけど、一人冥界に紛れ込んでいると、気にならない時間が流れて行く。
明日はせっちゃんの命日。 千恵と手分けをし、お花の買い置きだのしている。 美也からも花が届いたという連絡があった。
1周忌は10日に終わらせたのに、本当は明日が本番みたいな気になってしまう。 明日は一日側にいるよ。