朝靄に誘われて夢遊病者のように家を出た。
6時前に起きるなんて、あまり以来記憶にない。
その「記憶」も怪しいものなのだが・・・。
朝の風景がこんなにも詩情を含んだものだとは・・・ !
子供の頃、妖精達が塒に急ぐ賑やかな声を聞いたことがある。
久し振りに、何か忘れていたものを思い出している。
今日は母親の68回目の命日。