カッサンドラのジレンマ

2016年06月01日 風の戯言


 庭には黒竹の子がメタラヤタラと芽を出し、勝手に伸びている。

 人も自然も好きなようにしゃがれ !

 「ギリシャ神話でトロイアの滅亡を予言した王女カッサンドラは呪いを受けていた。
 その予言を誰も信じないという呪いである。
 結局、滅亡の予言は顧みられず、人々は木馬を城内に運び込んだ。

 「カッサンドラのジレンマ」とは危機を訴える予言のジレンマを言う。
 予言が信じられない場合、破滅が訪れて予言は無意味に終わる。
 人々が予言を信じて危機を回避すれば、予言は外れて嘘つき呼ばわりされる。
 いずれにせよ、予言者は悲運に見舞われることになる。

                        毎日新聞 5月31日(火) 「余録」

 柏?では会田市長が四選出馬見送ったニュースが流れ、「次」を予想する話が飛び交っている。
 さて、どうなるか ?