窓から日中の暑さを忘れたような涼しい風が吹き込んでくる。
涼風に誘われて庭に出てみれば、僅かに星たちが見える。
考えてみれば、この惑星に変な生物が生きていること自体が不思議なことなんだが・・・風は流れていく。
東京に行くと自分の立ち位置が見えなくなるけれど、闇に鎖された山村に居ると、人の世が見えてくる。
それにしても、昨日の青柳さんの講演は素晴らしかった。
夢を持ち、その夢に向かって直走る彼の姿は、ゲバラに重なってくる。
柏崎は、この苦しい季節に、得がたいリーダーを持つことが出来たのは、将に天の恵みだと思う。
7月になった。
俺はまた一つ星を掴んだような気がする。
やはり、神は居るんだよ。