君は虹を見たか

2016年07月09日 風の戯言


 久振りに夕方の虹を見せて貰った。

 車の窓から一瞬虹が見えたのだが、撮影地点に着いたらもう消えていた。その間、僅か1分足らず。夕陽は雲間に隠れてしまった。

 うーーん・・・

 そんな簡単に諦められるものではない。

 うーーん・・・、よし !

 「俺は虹が見たい ! 夕陽よ、雲間を開けてくれ !」

 すると、どうだ ! 山の右手の方から虹が架かり、霧の流れる八石山を覆ったではないか !

 俺は常人よれ勝った運を持っている。時により、自然さえ味方してくれる。ひょつとして、俺は神なのかも知れない。

 調子に乗ってバカこくでねぇ。
 本当の神の声が聞こえる。