ピカソのなりきった男
この3連休はお天気に恵まれ、友の葬儀を上加納の多くの人が送る事が出来た。故人の人徳なのだろう。
何やら落ち着かぬ気持ちを静めるため、何時もの散歩道を彷徨う。
「ピカソのなりきった男」(ギイ・リブ)と「政府は必ず嘘をつく」(堤未果)
「ビカソ・・・」はピカソ、ダリ、シャガール等高名な画家の贋作りの男の話。美術業界の裏話と贋作を作り続け自分が何ものであるのか分からなくなる物語。
人は絵の美しさより、作者のサインに価値を置く。
「政府は・・・」は「貧困大国アメリカ」を書き続けた堤美加の最新作、といっても昨年4月の本だが・・・政府とマスコミが作り上げる虚像の世界、我々は矛盾に満ちた虚偽の世界を生かされているのかも知れない。無知なる故だが・・・。
今一度、メモをと利ながら読みたい本だ。