集中豪雨 その後

2017年07月05日 風の戯言


 2日の日曜日、実家の墓参りに行ったら、バケツで水をぶっかけられたような、一瞬の大雨にやられた。
 何かあるな? と予感がしていたが、翌日からNHKで全国放送されたような大雨になり、遠くの親族から心配の電話を貰った。

 まぁ、大したことなかった。

 随分と前だが、鯖石川流域が大洪水で、高柳の石塚酒造の大きな酒樽が実家の下の道路上まで流されたことがあった。

 後年、その石塚酒造の下の鯖石川に関を作る工事中、濁流が土嚢の締め切りを超え始めた時、川中に残された大きな水中ポンプを引き揚げるために、川を泳ぎポンプにツナを付けたその瞬間に締め切りが崩れ、濁流に流されかけたこともあった。

 みんな遠い昔話。

 心配されたその後の雨も少なく、台風も太平洋に逸れて、隣のコミュニティと小学校に設置された「避難所」も解除され、鯖石はまた平和な場所に戻った。

 鯖石は、この退屈すぎる時間が流れている、この「時」がいい。