李下に冠を正さず
雨が降っている。
柏崎夏の風物詩、祇園祭は24,25日と大雨警報にやられたけれど、最終日、明日の花火は大丈夫そうだ。
安倍政権は森友・加計問題、自衛隊問題で揺れている。
安倍総理に根底の哲学が無いからだろう。
国民もマスコミも違和感を持ちながら、その切り込みが出来ないでフラフラしているようだ。バカじゃないの! という感じ。
リーダーの役割は「部下を食わせること」だと司馬遼太郎は「モンゴル紀行」で書いていたと思う。リーダーが皆に利益をもたらさなくなったら「革命」⇒リーダーは取っ替えなくてはならない。それを「正」とする。当然だろう。
リーダーは「部下を食わせるため」に有能な部下を育て、組織を維持発展させなければならない。
組織を維持発展させるためには、リーダーの欲望を満たすための原始的な「暴力」ではなく、次世代を生きる知恵を持った自由な人間を育てる人材教育だ。
お友達だけに頼っていたら、有能な人材は腐乱する。
自分も含め、人間はバカなのだ。放っておいたら腐乱し、異臭を放ち、黴菌は拡散する。
「李下に冠を正さず」
「信なくば、則ち立たず」
「人に疑われたら、割腹すべき」
リーダーは常に監視されている。自分の未来を開き、自分の利益を伸ばしてくれるリーダーなのか ?
然し、不利益を承知で「ダンマリ」を決め込む周りの有象無象はありゃ何なんだ。よく見りゃ胸にバッチ付けてるのにさ!