顔認識システム
カーテンの向うからキジが部屋の中を覗き込んでいる。
「そこにいるのは誰だ?」
「俺の部屋を覗き込んで誰だもないだろう、バカ奴!、お前こそ誰だ?」
「俺は桃太郎さまの子分の直系の子孫じゃ、シモジモの者は知らんろうけど・・・」
最近、人の顔を間違えたり、忘れてしまっていることが多い。
「忘却とは忘れ去ることなり・・・君の名は・・・?」
古すぎる?・・・変なことばかり覚えている。
しかしこの機能の喪失は良い事ばかりではない。
人間の能力の減退を「AI」という余計なものが補ている。
不便はモノがあれば、それはビジネスになる。
だから「顔認証システムを内蔵した眼鏡」の出現も間近なのかも知れない・・・おお、イヤだ!
