原発と地域経済を考える

2007年11月18日 風の戯言


 11月21日、新潟産業大学 経済学部科目「地域振興論」の講師として「原発と地域経済を考える」と題して講義することになった。
 いい加減な話だが、もうバックは出来ない。軽く何かを引き受けて、何時も自己嫌悪に陥る。自虐的な趣味としか思えない。まぁ、馬鹿なんだろうね。それにしても、懲りない男だなと思う。
 
 Global経済の下で地域経済を守るにはどうしたらいいのか、柏崎における原発を唯我独尊で話したいと思う。

 文春12月号の藤原正彦氏「教養立国ニッポン」は面白かった。
 かつて、日本からの輸出品は刀が多かったが、中国からの輸入は書籍がほとんどだったというのを思い出した。教養とは程遠い身ながら、稿末の言葉は美しいと思う。

 「教養を一歩一歩積み上げることで、自分が一歩一歩内面的に豊かになっていく充実感と愉悦は何物にも変えがたいものである。経済は豊かな社会を実現する為のものであり、教養は自分を豊かにする為のものである」

 
 写真は自宅前の公園にて