昨年、明神の農道に迷い込み、恒炎窯の片桐さんに出会った。 山裾まで田圃の広がる小さな沢の奥は魅力的だった。 人家も電線もない、人工物が見えない風景は人の心を落ち着かせる。
仕事の帰り、夕陽が綺麗だったので、背広のママ山裾の狭い農道を、俺の細やかな夢を歩いた。
いいもんだね。
片桐さんの仕事を邪魔しないようにパスして集落に近づいたら女性にいきなり声を掛けられた。 「石塚さん !」
聞いたら4つ違いの姪の親友だった。
いやいや、ビックリしたなぁ、、、!