金正恩の戦略

2018年05月19日 風の戯言

北朝鮮とアメリカの、というより北朝鮮を巡るそれぞれの国家戦略が姿を現してきた。
表面的な駆け引きだけでは分かり得ない『本音』-それぞれの国益を追求した国家戦略の柱。
口汚く罵られた『言葉』だけでは未来は見えない。

北朝鮮の求める国益-為政者と国民が求める幸福とは何か?
王朝の継続発展だけ?

外交と戦争が一体のものであり、自ら属する国家の利益の最大限の獲得を目的としていることも自明のこと。
「武器」は恫喝の道具で有り、最終的に殺人の道具で有り、核兵器は非戦闘員の殺戮を目的としている

世界は戦争の不毛を知り尽くしているのに、何故また戦争の火種に息を吹きかけるのか ?

北朝鮮が、金正恩が最大限に参考にしているのは「1941年の日本の選択」。
『1941の日本の選択』にいたる間違い、その結果としての『不毛』

彼は戦争による廃墟のむなしさ、日本の『失敗の本質』を知っているのではないかと思う。
彼は単なる情緒不安定な国家リーダーなのか?

トランプは単なる強靱なのか ?
キリスト教福音派、プーワホワイト彼等の指示だけで選挙戦は勝てる。
だが何を目指しているのか・・・このままだとヒットラーになる。

日本は何を目指しているのか?
日本が目指している幸福とは何か?
どんな国家戦略をもっているのか?
嘘を振り回している内に、自分達が何を求め、何を考えているのか分からなくなっている。

人間は知的生物か ?

サラ・オレインの番組を見ていて驚いた。
シドニー生まれの31歳
ボーカリストで、ヴァイオリンニスト、作曲家、作詞家、翻訳家、コピーライター、そしてまた何という美人。