小林サイさん

2019年05月19日 風の戯言

曽地で整体にかかり、帰れない白鳥を見て、誰かに呼ばれるように 東長鳥杉平に向かった。

小林さんの屋敷跡は素敵な墓地公園になっていて、手を合わせてくる。

確か、今月の待つが命日だったと思う。

もう、50年も昔のことになる。

墓地と芝生の広場は綺麗に手入れが行き届いていて、駐車場の土手にも芝桜が満開になっていた。

ここで圃場整備の仕事をしたり、桑園の造成をしたりしていた。

村中の人達と明日を夢見、汗を流し、みんなの涙を見た。

ここは俺の出発点みたいな集落、みんな親戚みたいな人達だった。