イムジン河の畔で

2019年09月16日 風の戯言

先週末、韓国に行ってきた。
本当は青瓦台と日本大使館を見て、明洞をぶらつく予定だったけれど、ハプニングで板門店まで行くことになった。

残念ながらキチンとした予約が必要で、考えてみれば簡単にDMZ(軍事境界線)に入れるわけもなく、板門店手前の臨津閣国民観光地に行った。北の墓参に行けない人たちが「望郷碑」でお盆のお参りをしていた。何かがわかったような気がする。

イムジン川が漢江に合流するオドゥサン統一展望台では川向うに北朝鮮の宣伝村が見え、同じ民族が分断され、今も「統一」を目指している「希望」を目の前にした。

昨日の雨が嘘のように晴れ、金正恩氏の贈り物みたいな爽やかな秋空が広がっていた。

なかなか面倒な人たちだけが舞台に上がっている。