安岡正篤-論語の活学

2020年01月19日 風の戯言

柏崎のさる人から「お前、安岡正篤を読んでいるか?」とけしかけられた。
忘れかけていたが、思い出して本棚から「安岡正篤-論語の活学」を発見し?、開いてみたがやはり読んだ形跡はない。

他人は兎も角、俺は自分をクソ野郎だと思っているから、立派な人は嫌いだ。

世の中を生きて行く時、いろんな人たちを見極める目が必要なんだろう。しかし、世の中が退屈するほど暇なとき、形にはまった先人の学問は役に立つだろう。現代は秒針まで早くなっている。そんなとき人も変わるし、自分も変わる。

欲だけで生きる人は、好きになれない。
人間である以上私心を捨て去ることはできないが、私心のない人は尊敬できる。
中村哲さんもその一人だろう。

中鯖石治水の碑には、暴れ狂う鯖石川に私財を捨てて取り組んだ人たちの勲が刻まれている。

春になったら、近くの酒屋で一杯飲みながらそんな昔話を語合う会を企んでいる。