論語読みの論語知らず
勉強は出来るが娑婆での応用力のないバカモノを、陰でそう言い腐していた。
何かの本で読んだことを咀嚼消化せずに自分の見解のように話す恥知らず。
バカタレ ! ハナタレ ! クソッタレ ! とミソクソに言っていたが、どうもそうでは無いらしい。
要は、自分で分かっている心算でも、案外分かっていないんだと悟ることがさらに大事、とのこと。
中途半端に安岡正篤を読み始めたら1ページ毎に無数の槍が飛んでくる。
まさに「吾日に吾身を三省す」である。
「自分は日に何度かわが身を反省する。
人のために考え計って努力出来なかったのではないか
友と交わって誠実でなかったのではないか
教わってそれを習熟しなかったのではないか
人間万事「省」の一字に尽きるとも言えるという。
「省」とは省くの意味もあり要らぬものを捨てること。
文科省は要らないのかも知れないね ?