ひな祭り句会
3月3日、柏崎俳句の会「ひな祭り句会」を開催した。
例会の宿は松尾芭蕉を追い返したと言う伝説を持つ「天屋」。地域としても、曲者揃いの句会としては此処の他に会場は見当たらない。呻吟し、困った時には、天屋の女将に八つ当たりすれば、後はナントカ道は開ける。
兼題は「春めく」
席題は「椿」そして何故か「いいだこ」
酒を飲むために何でこんな苦労をせんばならんのだ、ぼやきつつ楽しんでいる。
選句に入り、一人2句とは言え、何と無選句がないのにびっくり。
口は悪いが、心根の優しさが伝わってくる。
「春めいて幼き孫と散歩する」 信子
「やぶ椿蜜を求めて小鳥来る」 孝也
少しは俳句の格好になってきたかな?
〆は宮沢正雪師匠の「四海波」 最近は謡で締める会もなくなった。ひな祭りの句会に花梅と謡曲、なにやら顔に似合わぬ文化の香りがしてきた。
写真は宿の人にとってもらったが、個人情報保護の為にぼやかしてある。腕が悪い事にも起因するのだが・・・