チトセさん74回目命日
昨日は母親の74回目の命日。
5歳の吾子を残して旅立った哀しさは如何許りだったのか。
墓参りに行って来たが、あの時の子供が、手の付けられぬ与太者になっていて、嬉しかったか、哀しかったか?
娘がおばぁちゃんへと花束を用意してくれた。
お墓に合わないようだけど、母が若いころ横浜のフィリスに居たというから喜んでくれたかもしれない。
あの世の住人たちが「ぎっとだねぇ」笑いこけているかもしれない。
何となく嬉しい夕方のお参りだった。
昔、各集落には火葬場があり、「焼き場」と呼んでいた。
みんなここから煙になって天に昇って、今も子供たちを見守っているのだろう。
「ほら、危ないからそっちに行っちゃだめだよ」なんて言いながら。
時は流れ続け、微かな思いで包まれたような一瞬だけでも嬉しかった
お墓参りの足で岩野の八彦神社を見に行って来た。
冬の大雪でご神木の枝が折れ社の屋根を壊してしまっていた。
どうしよう?
写真を撮っていたら、木立の陰から突如「重助どん」が表れ、いろいろ話したけれど解決策なし。
氏子が4件しかなくなったという。
大変だ。