家を出て国道252号線を走り始めると、八石に霧が流れ、田植えの終わったばかりの水田が鏡のようにその姿を映し出している。 出勤の車を止めて、思わずシャッターを切った。 今日はきっと好いことがある。
68歳が間近になって、全速力で走り続けている。
昨日もそうだったし、今日もきっと好いことがある。
あすもきっと好いことがあるだろう。