2021年05月19日 風の戯言

春の散歩はいろんな花に出会う。
鯖石のカッパ橋の近くにこんな花が咲いていた。

今日は何だろう? 
冬、家の軒下にすくだまっていたタヌキを思い出している。
背中半分の毛が抜け、半分は傷だらけだった。
逃げる気力も体力もなく、じっと俺を見ていた。

小さな煎餅をやると、やっとの思いで食べ、小さな煎餅をもう一枚食べて雪の闇に消えた。
死んだかな、と思ったら数日後窓下に現れ、俺の顔見てままた雪闇に消えていった。

今どうしているのかなぁ・・・