南条から安田に通じる道の、鯖石川の堤防から「八石山」を望む。
涅槃仏の姿をした山として古くから信仰を集めてきた。らしい。
初めて車を止めてみたけれど、この姿はいい。
余計なことながら藍沢南城の「南条村」を川辺の風に乗せてみた。
百戸の渓村 皆農を業とす
園園の桑しゃ 緑草叢叢
山深くして 薪木の資乏しきこと無く
海近くして魚鹽の利も亦通ず
慈母は花を折りて幼女に簪し
孝孫竹を伐りて 衰翁に杖せしむ
土風淳朴 りん 卜するに堪えり
伍家を結ひて ぐう功を謀らんと欲す
残念ながら しゃ、りん、ぐうこう 古い漢字が出てこない。