川島博之「戸籍アパルトヘイト国家 中国の崩壊」を読み直している。 2017年の本だから少し古いが、「旬」を過ぎた本は意外と面白い。 著者の理論と観察眼が、現在に合わせて確認できるからだ。
13億人の内、歳戸籍を持つもの4億人、農民工(国内奴隷?)3億人、農民6億人。 分断された国民を纏める共産党の苦悩と冷酷さが浮かび上がってくる。
裏切り者と反対者は殺す。 馬賊の掟が生きている。 これが判らないと、中国は理解でき無さそうだ。
写真は今日の朝。 雪の晴れ間に苗場が大きく見えた。