5月の海 夕陽
高齢化と共に頭の焦点が合うのに時間がかかる。
肩こりが酷くなった時の特有な憂鬱な症状なんだが…。
まぁ、これも生涯の付き合いだ。
頭のモヤモヤを整理するために岬館の小部屋に侵入し、メモ用紙だけで半日を過ごした。パソコンが手元にないというのは考えをまとめるには不便なものだと再確認した次第。
いつの間にかこんな文明の利器に頭まで支配されるようになったのか…グニャ…
この部屋からは柏崎の背景、山波が一望でき絶景である。
冬の荒海がウソのような、穏やかな春の海が広がり、この海と夕陽を見ていると自閉症が完治したような気分になる。
「フクシマ」の話になるがはんけい20Kmの住民の避難が強制されている。柏崎に置き換えた時、どうなるのか ? 地図を買ってコンパスで円を描いてみた。複雑に思いが頭の中を駆け巡る。今の家を捨てろと言うなら死んだほうがましだ。
フクシマの人たち、大丈夫かなぁ…