落ち葉

2011年10月23日 風の戯言


 鯖石ロードレースが繰り広げられているコミュニティの公園で、銀杏の実が落ち始めている。

 書店で蓮池透さんの「私が愛した東京電力」を買い求め、帯を眺めている。
 FUKUSHIMAの後、原発の安全神話は崩れ去り、原発停止、エネルギー問題、人間の生への根本的な疑問など、多分歴史的な転換期を迎えているのだろう。経済成長を急ぐあまり核廃棄物の最終処理の問題、膨大な国の借金を子供たちに残し、みらへの夢をぶち壊してしまっている。
 自分達の世代が一番幸せな時代を生きたと思っていたが、それは未来の子供たちの夢を潰すことにより購ってきていたものだったのだ。

 未来に夢がなければならない。何かあるはずだ。