稲森和夫の「アメーバ経営」は「一人一人の社員が主役」との副題がつく。 若いころ出版社でバイトしていたころ、本の販売で大切なのは「書名」と「帯」だと知った。 本の執筆には伝えたい「思い」を表現するために膨大なエネルギーを必要とする。
経営には「一人一人の社員が主役」、考えてみれば当たり前のことが忘れられ、安易な「リーダーシップ」が優先されてしまう。
最近の「エンパワーメント」なる言葉も、その焼き返しでしかない。
アメーバ経営は日本の経営の本家だと思っている。