3.11・・・明日・・・
テレビを入れると、全ての番組が「3.11」
重苦しい画面を、出来るだけ逃げないで見ている。
NHK-BS1の7時半から9時までの「THE NEXT MEGAQUAKE」は特に衝撃的だった。地震のメカニズム、データの解析により予知能力が上がってきた。これは「幸せ」なことなんだろうか? 人間は未来予知能力に欠けていることで、ある意味「その瞬間」まで暢気に、幸せに生きられたのかも知れない。
コンピュータの能力向上と過去のデータ解析により未来予知はかなりの確率で予見できるようになった。しかし、人間の能力を超えた自然現象への対処など、未来予測が明らかにされるのは返って不安感や絶望を増幅させる。
人類の生息数が危険ラインを超え、地球規模で自然環境が変化をし続け、絶望的な未来予測が「人生の意味」を変え始めている。ただ、生き続けることに重要な意味があるとした「人生論」が新たな視点を求め続けているように思えて仕方がない。
明日は「3.11」
暫くこの崖っぷちを彷徨い歩くのが必要なのかも知れない。