鯖石の橋を照らすライトに集まる虫を目がけて蛙が集まっている。 橋の高欄にへばりついて朝が来たのも忘れている。 「昨日も餌になる虫が少なかったなぁ」・・・ボヤキが聞こえてくる。
部屋の窓の下には、時間になるとスズメが集まってくる。 巣立ったばかりの子だか孫だかが、母親に餌を強請っている。 可愛いのは、餌をもらった嬉しさを、羽をゆすって母に甘える仕草を見せること。
一羽一羽、話かけたいのだが、彼らはスマホを持っていない。 名前と顔が解らない。 俺もボケたかなぁ・・・。