戦後間もない昭和22年秋、昭和天皇は柏崎新道の飯塚邸に宿泊され、近所の山道を散歩されたという。
その散歩道を歩いてみたい衝動は以前から強かった。
少し春めいてきた午前中、フラリと新道に行ってきた。
登り道で、喘ぎ始め、途中でダウン。
天皇は強かったのだな、と妙なことに感動 !
結局自分が弱すぎるのだと気づき、柿団地を横目に見ながら回り道。農家の人達が柿の枝の剪定作業を始めていた。
この団地の造成に若い頃関わった思い出がある。
遠い昔だ。
陽が西にに傾きかけた部屋に、「ライムライト」が流れている。チャップリンが追い求めていたものが心に迫ってくるような曲だ。
みんな遠くなった。